フィリピンでは、2021年12月16日から17日にかけて、台風22号がセブ島などがある地域を通過し、各地で住宅の倒壊や洪水が発生しました。Switch My Angleと一緒にアクセサリーを製作しているCebuWishの方から台風通過から一か月が経った現地の状況を教えていただいたので報告します。
【電柱被害による影響】
マクタン島の内の７０％の電柱、電線が被害があって、実際は半分くらいしか復活してません。
レイテ島では被害が少なかったため電気は届いているが、電柱が少ないためセブに電気が届きにくく、不自由な生活が続いています。電柱の被害がとても大きいため、人員や、車、材料が足りず、修理に時間がかかっている状況です。そのため、急遽、電気工事の資格を持ってる人は登録を行い、電柱工事をしてもいいという緩和規制を行っています。ですがそれでも人員が足りないのが現状です。
【コミュニティの現状】
海沿いの電柱は、被害により全て崩壊してしまいました。台風を受けた直後は、高潮のため船場にある大きな船が陸地に乗り上げるといった状況でした。
建物の被害は大きく、取り壊して新しく建て直す必要があります。
そのため、海沿いに住む人たちは、避難所やテントでの生活、そして、親戚・知り合いの家への避難を余儀なくされています。
また、家を空にできないので大規模な移動はしていない、できない状況にあります。
【支援の状況】
支援している人たちは、自分たちが行きやすいところへ支援を行うため、支援の状況が地域によって偏っています。なので、沢山の支援を受けている地域もあれば、一つも支援を受けていない場所も存在しているようです。
水、電気などたくさんの支援を受けている地域はあるけれど、その隣の地域ではまだ支援を受けていないという場所もあるそうです。地域によって支援状況に大きな差があります。
そのため、Switch My angle ではまだまだ困っている地域が残されており、その様な地域に対した支援が必要であると考えています。また、緊急支援に区切りをつけなければ物資をもらい慣れてしまう人が多くなり、働かなくなったり、怠惰な人間を作り出してしまう可能性があります。そのため、仕事をしてもらって対価をもらうようにしないと復興は難しいと思われます。
Swtch My Angleでは、台風で被害を受けたフィリピンの方々の力になりたいと考えています。今後、Switch My AngleのＳＮＳで支援プロジェクトの情報を発信するのでSNSのチェックお願いします！
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