みなさんこんにちは!私たちSwitch My Angleは、春休みの期間を使い、私たちが取り組む社会問題についてもう一度学びなおす「Study Time」という勉強会を実施中です!第3回目である今回は環境問題について勉強しました。(Study Time#1「フィリピンの貧困問題」,#2「労働搾取」は前の記事をチェック!)
【1】プラスチックごみ
海洋ごみの影響によって、魚類、海鳥、アザラシなどの海洋哺乳動物やウミガメを含む
少なくとも約700種もの生物が傷つけられたり死んだりしています。
このうち実に92%がプラスチックの影響によるものです。
例)漁網に絡まる、ポリ袋を餌と間違えて摂取する
プラスチックごみの摂取率は、ウミガメで52%、海鳥は90%と推定されています。
一度流出したプラスチックごみは、海岸での波や紫外線等の影響を受けるなどして、
やがて小さなプラスチックの粒子となります。
5㎜以下になったプラスチックは、マイクロプラスチックと呼ばれていますが、
これらは、細かくなっても自然分解することはなく、
数百年以上もの間、自然界に残り続けると考えられています。
世界経済フォーラムは2050年にはプラスチック生産量はさらに約4倍となり、
それに応じた海洋へのプラスチック流出の拡大により、
「海洋プラスチックごみの量が海にいる魚を上回る」という予測も発表されています。
【2】フィリピンのごみ問題
フィリピンでごみ山が崩壊してしまい、
ごみ山で作業をしている人、ごみ山のふもとに住んでいた人々が
ごみの下敷きになってしまうという事件が起きました。
ごみ山の影響でこのような事故やごみ山から発生する悪臭、汚染された空気などから
命の危険と隣り合わせなのにも関わらず、ごみ山で働いて得られる収入は多くありません。
【3】地球温暖化
地球温暖化によって1880年から2012年にかけて地球での温度は0.85℃上昇しています。
このまま温暖化が続いていくと私たちにどのような影響が出るのでしょうか?
温暖化による影響として
・高潮や海面上昇などによる健康障害・生活へのリスク
・極端な気候現象
・熱波による死亡や病気の発生
・食糧不足
・生態系・生物多様性の損失
≫≫これらは途上国や動植物へのダメージが大きい≪≪
ということが分かります。
【4】フィリピンが受ける台風被害
フィリピンでは2013年に最大瞬間風速90m/sの巨大台風ハイエンにより
死者が6000人以上出るという被害を受けました。
また、2018年には最大瞬間風速55m/sのマンクネットにより
10万人以上の人々が避難し、中国などの他国にも影響を及ぼしました。
【5】ディスカッション
環境問題は私たちの身近でも様々な影響が出ています。
世界ではどのような問題が起きているのか目を向けることによって
一人一人の意識や行動を見直すことも重要なのではないのでしょうか。
以上、第3回Study Time「環境問題」でした。
次回はフェアトレードについてがテーマです!!
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